ライター/角田真一

私はNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」が大好きです。この番組に影響を受けて、私も便利屋としてのプロフェッショナルな仕事を追求しています。ですが、「プロフェッショナルな便利屋」ってどんな人を指すのか、いまひとつ想像できません。番組に登場するプロフェッショナル達のように便利屋がプロフェッショナルを目指すとしたら、何が必要なのでしょうか。番組に出てくるプロフェッショナルを参考に、プロフェッショナルについて便利屋が考えてみました。

  プロフェッショナル便利屋の流儀

便利屋という職業をよくご存知でないかたのために、便利屋を知っていただくための2記事をさきにご紹介します。

■世間での便利屋のイメージは

最近は、便利屋という職業も世間で認知されつつあり、便利屋のイメージも良くなってきました。ですが、まだまだ「怪しい」「ヤバそう」のようなネガティブなイメージが拭い去れていないのが実情です。私も便利屋で働くもののひとりですから、便利屋がより価値ある存在になることや便利屋イメージの改善に高い関心をもっています。便利屋のイメージについては、私なりに考察した記事も書いてみたので、ぜひそちらの記事も合わせてお読みください。

関連記事:【便利屋コラム】世間で便利屋に対するイメージがイマイチな理由

■便利屋という職業選択

私たち便利屋アルファは、1999年に創業し、埼玉県を中心に営業を続けてきました。24時間・365日年中無休で営業しており、日常生活で起こる様々なお困りごとの解決を得意としている会社です。便利屋という職業は「仕事がきつくて大変そう」とか「小さな会社では、しっかりした社内体制がないのでは」というネガティブなイメージがあります。便利屋という職業が世間で取り上げられる機会は多くありませんし、職業選択としての便利屋はまだまだ認知不足です。そんな知られていない便利屋という職業をもっと知っていただきたいという想いから、私たち便利屋の仕事内容や考えかたについて詳しく紹介した記事をつくりました。こちらもぜひ合わせてお読みください。

関連記事:【便利屋という職業】便利屋で働くということを便利屋の私がまとめました。

■プロフェッショナルはカッコいい

もう一度いいますが、私はNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組の大ファンです。どの放送回も私の心をアツくしてくれて、仕事の仕方や生き方を考えさせられます。この番組に登場するプロフェッショナル達は“自分のやるべき仕事を自分で創っている“と思うのです。普通、人が会社組織の一員として仕事をする場合には、全体の業務フローのある一部分だけを担当するので、仕事の内容は限定的で踏襲的になります。しかし、この番組に登場するプロフェッショナルは、そういった範疇にはおさまりません。常に高みを目指して、夢中で仕事をしています。そして、そんな働き方がすごくカッコよくみえるのです。そんなカッコいいプロフェッショナルは何を大切にして働いているのでしょうか。その要素を私なりに分析してみました。

■プロフェッショナルになる要素その1
【人を感動させる、明確なビジョンをもっている】

プロフェッショナルになる要素その1

プロフェッショナルは、自分の職業や仕事で辿りつきたい未来のビジョンがとてもはっきりしています。自分自身の限界を超えることであったり、社会や人のためであったりと様々ですが、どのプロフェッショナルのビジョンも共通して「高い目標」と「人の心を揺さぶる」という2つの要素を兼ね備えています。さらに、そのビジョンは人から与えられたものではなく、自分の中から湧き出たものだということが特徴です。だから、ビジョンを実現するために必要であれば、たとえ会社組織の一員であっても、新しい仕事のやり方すら創ってしまいます。既存の枠組みにとらわれないのは、本気で実現したい未来があるが故ですよね。そんなビジョンを持っていることはブレずに仕事をするうえでとても大切ですね。

■プロフェッショナルになる要素その2
【ひとつひとつの仕事がいつも当たり前に丁寧】

  プロフェッショナルになる要素その2

プロフェッショナルは、まるで遊んでいるかのように楽しみながら仕事をしたり、時には目の前の問題に深く深く悩んでいるような姿をみせてくれます。そんな姿はとても魅力的です。大きなビジョンを持ちつつも、目の前のひとつひとつの仕事に集中するって、すごく難しいですよね。それでもプロフェッショナル達は、当たり前のようにひとつひとつの仕事をいつも丁寧かつ確実にこなしていきます。プロフェッショナルですから、動きや仕事の仕方が洗練しているのもすごくカッコいいのですが、いつもやり慣れている仕事でもけっして手を抜かず当たり前のように丁寧にやることで、仕事の精度や質が格段に高くなります。どのプロフェッショナルも、仕事に対する真摯な向き合い方を教えてくれます。

■プロフェッショナルになる要素その3
【自分の職業や仕事に誇りをもっている】

 プロフェッショナルになる要素その3

プロフェッショナルは自分の職業や仕事に誇りをもっています。“仕事や職業に誇りをもつ”ことに対して、実際かなり多くの人が自分もそうでありたいと思っているのではないでしょうか?自分の職業や仕事に誇りがもてないと、他人の仕事が羨ましく思えたりして、現状を悲観するパターンはよくあります。誇りって誰かに与えられるものではなくて、自分の中から湧き出るものですから、自分で職業や仕事のやりがいを見い出していくことでしか得られません。職業や仕事の不満を多くもつより、仕事の面白さや仕事で挑戦したいことをみつけて、仕事の成功体験をたくさん積み重ねていくことが誇りをもつ方法だと思います。 最初から仕事がうまくいくことはないですが、与えられた環境でべストを尽くしていれば確実に成果はあがります。さらに、仕事での成功体験は仕事の面白さを倍増させるので、加速度的に仕事の成果があがっていったりします。そんな風に成功体験を積み重ねているプロフェッショナルは、自信や誇りが言動や態度にもあらわれていてすごくカッコよくみえます。

■プロフェッショナル ~便利屋の流儀~

 プロフェッショナル便利屋の流儀

仕事でプロフェッショナルと呼ばれることは簡単でないにしても、この3つの要素を心掛けていい仕事をしていきたいですよね。私が便利屋という職業をやっていて良かったと思える時って、やっぱり目の前の依頼者に感謝していただいた瞬間です。その感謝をいただくまでに、たくさんのハードルをクリアしていくことも少なくありません。しっかりとご相談に耳を傾けて、依頼者とともに悩みを分かち合う。依頼者に代わって解決策をひねり出して、何度もよく練ってご提案する。そして解決のためにひたむきに行動をする。このような仕事をひとつひとつ丁寧にやっていった結果、依頼者から感謝をいただけた時は心から良かったと思えます。そんな仕事の流儀を大切にしながら、プロフェッショナルな便利屋と評価されるよう頑張りたいですね!

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