ライター/角田真一

人は誰かを助けて幸せにすることに生きがいを見いだせる生き物です。だから人の役に立つ仕事がしたいと思っているかたはとても多いのではないでしょうか。その価値観で仕事をみれば、便利屋もそんな職業のひとつです。しかし、実際に便利屋で働くことを選ぶ人は多くありません。便利屋につとめる私が便利屋で働くことについて改めて考えてみました。

 便利屋アルファの社員

■世間での便利屋のイメージは

最近は、便利屋という職業も世間でかなり認知されてきており、イメージも良くなってきました。ですが、まだまだ「怪しい」、「ヤバそう」のようなネガティブなイメージが拭い去れていないのが実情です。私も便利屋で働くひとりですから、便利屋がより価値ある存在になることや便利屋イメージの改善に高い関心をもっています。便利屋のイメージについては、私なりに考察した記事も書いてみたので、興味のあるかたはそちらの記事も合わせてお読みください。

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■便利屋は社会貢献性の高い職業

私は、便利屋が社会貢献性の高い職業だと思っています。これからますます少子高齢化が進み、現在でも世代間でのかかわり合いが希薄になっている世の中で、便利屋のような業種に対する世間の期待はけっして低くはないと思います。だとすれば、私たち便利屋が社会でより信頼され発展することが、世の中のためになるんではないかと思うわけです。しかしながら、そういう意味において便利屋の存在感は現状、正直いまひとつです。こういった現状を改善し、世の中で便利屋がもっと活躍していくためには、業界全体のサービス水準を高め、便利屋を志す人が増える風潮をつくっていかなければなりません。そのためにまず、自らが世の中で価値ある便利屋を目指していきたいと考えています。

■便利屋ってどんな職業なの?

ここで、私たち便利屋アルファという会社についてご紹介します。便利屋が普段どんな仕事をして、どのようなことを考えているのか。すべての便利屋が同じではありませんが、便利屋の一例として知っていただければ幸いです。

(1)便利屋アルファという会社について

私たち便利屋アルファはスタッフ10名の小さな会社です。創業19年目をむかえましたが、フランチャイズ展開をせずに直営店舗のみで埼玉県を中心に営業を続けてきました。社長をはじめ全員が、実は便利屋としての職歴がありません。ただひたすらに「人助けがしたい」という一心でサービスを作っていった結果、今の形になりました。今のようなサービスが確立するまでには、社長をはじめ全員が人助けに役立つスキルの勉強と改良を続けてきた歴史があります。これは今も続いていて、全員が常に新しい知識の修得やスキルアップを心掛ける習慣をもっています。

(2)便利屋の仕事内容は?

スタッフの仕事をおおまかに分類すると、「お客様のご相談の解決に携わる仕事」「広報宣伝に関する仕事」「一般事務」に分かれます。スタッフの勤務スケジュールやシフトは、ひと月ごとの業務計画に沿ってリーダーが調整していきます。
例えば、「お客様のご相談の解決に携わる仕事」であれば、8~9時頃に業務開始です。その日に入っているご依頼の予約スケジュール等に合わせて業務をすすめます。前日までにご予約として承っているご依頼が全体の8割で、当日に緊急で受付するご依頼が2割程度です。ご依頼の担当者はリーダーがあらかじめ決めてスケジュールを組んで業務をすすめます。
承っているご依頼は、主に次のようなお困りごとです。【遺品整理】 【孤独死現場の原状回復】 【ゴミ屋敷の片付け】 【不用品の片付け】 【引越し、運搬】 【家具移動、模様替え】 【庭の手入れ、草刈り、伐採】 【ハウスクリーニング】 【家事代行】 【浮気調査】 【リフォーム】 【各種お困りごと】など。生活全般にかかわるお困りごとの解決が得意で、日常的・突発的に起きるトラブル全般に関しての知識とスキルをもっています。

(3)便利屋の繁忙期っていつ?

12月の年末や3・4月の年度変わりの引越しシーズン、夏休みやGWなどの大型連休中が繁忙期で、この時期にはいつもより多くのご依頼をいただきます。この時期はご予約が数週間前から埋まっていきます。それに加え、当日にもご依頼が多数入りますので、スタッフ総出で対応していきます。毎日、様々な種類のご相談と向き合うため、初めのうちは覚えなければならないことも多くて苦労するかもしれません。それでも徐々に仕事に慣れて基本的な業務フローを身につけてしまえば、応用がきく仕事も多いので、応用力・順応力のある人ならメキメキと仕事が上達していきます。

(4)便利屋は忙しくて大変な仕事?

24時間・年中無休で営業していますが、スタッフ全員が24時間体制で仕事をしているわけではありません。しっかりと休日もとれますし、長期休暇もあります。勤務時間もリーダーがスケジュール管理をしているので、寝る間もなく働くということはありません。
小さな会社ですから、大人数をまとめるために必要な「厳格で細かいルール」は規定していません。その日その日のご予約状況などに合わせて柔軟なスケジュール調整をしています。例えば、前日に夜遅くまでに仕事がおよんだスタッフがいたら、翌日は午後からの勤務に振り替えするなどして、チームとして協力して助け合いながら働ける環境をつくり、全員の勤務時間を常に調整しています。

(5)ほかの仕事とは違う便利屋ならではの特長は?

人の長所を伸ばすことは、短所を埋めるよりもはるかに良い成果があがることは歴史上の偉人たちが証明しています。予測もできないほどに様々なご相談が寄せられる会社だからこそ、常にできる限りの準備をしてお客様と向き合いたいというのが私たちの仕事に対する基本姿勢です。どのスタッフも時間が空いたときには、自発的に勉強に励んでスキルアップに努めています。例えば、ハウスクリーニングや枝木の剪定について学んでみたり、新しい道具や機材の情報収集をしてみたりと、各個人が常に新しい知識や情報を自発的に取り入れる習慣を大切にしています。これは同じことができるスタッフを何十人も揃えるより、何かにひとつに特化したスタッフが十人いる方が、はるかに多くのお客様に喜んでいただけるという信念があるからです。

(6)便利屋の働きがい

便利屋の働きがいは、なんといっても「人を助けて幸せにできる経験」がたくさん積めることではないでしょうか。自分の仕事が、どのように世の中で役に立っているのかが見えにくい仕事は、時に味気ない仕事のように思えます。その点、便利屋は目の前のお客様とお困りごとに向き合う職業ですから、自分の考えたアイデアや流した汗が依頼者の喜びと笑顔に直接繋がる仕事です。人を助けて幸せにできたと思える時の達成感や自信は何物にも変えがたいものがあります。そこには、人が力強く生きていくためにとても大切なことがあると思います。そんな大切なことをこの仕事は与えてくれます。

便利屋アルファの仕事

■便利屋で働くという選択肢

社会でどんなに役立つ職業だとしても、自分の生活が成り立たなければその仕事を続けていくことは難しいでしょう。便利屋という職業でも同じで、会社はそこで働くものとその家族の生活や幸せを、ご相談いただく依頼者と同じくらい大切に考えていなければなりません。小さな便利屋でも有名な大企業でも等しく、そこで働くひとりひとりの集まりで会社が成り立っています。ひとりひとりが個性と能力を最大限に発揮して活躍できる職場をつくり、待遇などを含め充実した社員のサポートができている会社はやはり魅力的ですよね。私たち便利屋もそんな両方の魅力を兼ね備えることのできる会社だと思っています。便利屋で働くという選択肢が多くの人にとって、より前向きで積極的な職業の選択肢になるよう努力していきたいと思っています。これから時代の変化とともに日常の困りごとも変化していきます。それを真正面から受け止めて解決することのできる便利屋を目指し頑張っていきたいと思っています。

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