暑さ対策で定番のグリーンカーテン｜真夏は緑で自宅にスポット癒し｜便利屋アルファ日誌vol.077

ここ数年、夏の暑さは非常に厳しく昼夜問わずエアコンをつけたままという方も多いのではないでしょうか。
そんな中、夏の暑さ対策の一つとして浸透してきたグリーンカーテン。
お店の軒先や、一般の家庭でも目にするようになってきましたよね。

1 グリーンカーテンとは
2 グリーンカーテンの効果
3 グリーンカーテンにオススメの植物
4 お困りごとは便利屋アルファにおまかせください

グリーンカーテンとは

窓や外壁から適度に距離を離した位置にネットを張り、プランターや庭の土にツル性の植物を育成します。
するとツルや葉がまるでカーテンのように窓を覆い育ち、家や住む人を陽射しから守ってくれます。
これをグリーンカーテンといいます。

地球温暖化が進行している昨今、自治体でも緑のカーテン活動は活発になっています。
また、企業ビルの屋上に庭園や畑などの菜園をつくって、温暖化抑制に貢献している企業も増えました。
各家庭でも、温暖化の報道が増えるに伴って、グリーンカーテンに興味を持つかたも増えています。

グリーンカーテンの効果

グリーンカーテンの効果には次のようなものがあります。

1.日差しを遮る遮光効果
グリーンカーテンは、窓から入る直射日光をさえぎってくれます。
熱の原因である赤外線と可視光線の多くを反射し、室内の温度上昇を抑えてくれます。
太陽光が持つ熱エネルギーのおよそ80％をカットするグリーンカーテン、比べてすだれは50～60％と言われていますので、グリーンカーテンの遮光効果の高さをうかがい知ることができます。

2.植物の蒸散による周囲温度の冷却効果
難しい言葉ですが、要するに葉っぱから水分が蒸発し温度を下げる効果があるということです。
植物は、地面から吸い上げた水分を葉にある気孔表面から蒸発させます。
その蒸発の際に、周りの熱を奪うため葉の温度上昇が抑えられて、グリーンカーテンの周囲温度を下げてくれます。
温度上昇を抑えるため、もちろんエアコンの節電にも繋がります。

3.リラックス・癒しの効果
緑の植物でつくるグリーンカーテンですから、心理的にリラックスできる効果も期待できます。
アサガオの花が楽しめたり、ゴーヤやキュウリなどの夏野菜が採れたり、遮光効果以外にもメリットがあることがグリーンカーテンの良さです。

グリーンカーテンにオススメの植物

グリーンカーテンで定番の植物を紹介します。

○ゴーヤ
葉の色が明るく、葉の茂り方も程よいゴーヤ。
部屋を真っ暗にせず、日光を程よく柔らかくさえぎってくれます。
暑い南国の植物なので、暑さに強く害虫も発生しにくいのが特徴です。
ゴーヤの実はビタミンCやカルシウムが多く含まれ、美肌や夏バテ防止にも効果があります。

○キュウリ
生育が早いことが特徴で、ゴーヤよりも葉が大きく緑が濃いキュウリ。
しっかりと日光をさえぎってくれます。
夏の定番野菜キュウリは毎日のように収穫することができます。

○アサガオ
多年草で育てやすく、10数メートルもつるを伸ばし、柔らかく日光をさえぎってくれます。
花を楽しめる時期も長く、初秋の頃まで楽しむことができます。

その他にもトケイソウ、ひょうたん、フウセンカズラ、パッションフルーツなど見てよし食べてよしの植物がたくさんあります。
気に入った植物を選んで育てる楽しみ方もいいですね！

グリーンカーテンはＣＯ2の削減につながり、消費電力を抑え省エネ効果が期待できます。

各家庭での取り組みは小さくとも、積み重ねれば地球規模のエコにもなる可能性があります。
グリーンカーテンで暑さ対策をしながら、緑に癒される夏を過ごしてみるのはいかがでしょうか。