ライター/角田真一
便利屋で片付けが大好きな私と、子育てが忙しくて普段の家事で精一杯の妻。そんな二人で自宅の不用品を選別してみました。
目次
天気と気分がいい日は、不用品処分をやろう!
今日はいい天気です!
気持ちいい!
年末だし、天気もいいし、逃げ恥も終わっちゃったし、でも気分は悪くない。うん、今日は家で不用品の処分をしよう。
録画した逃げ恥の最終回を見ている妻のもとへ近寄る私。
「今から不用品処分しない?一緒にやろうよ。」
逃げ恥ロスしている妻もいきなり?という表情をしながらも、気晴らしをかねて一緒にやってくれることになりました。
ないと思って出てくるのが不用品
まずは、リビングから。
私の家は、荷物で溢れかえるほどの状態でもないので、処分するものはそんなにないと思っています。
でも、探してみると意外に出てきたりするんですよね。それが不用品探しの面白いところです。
さっそく出てきました。
このあいだ、ハウスメーカーさんからご挨拶の時にいただいたカレンダー。
いただいたことはありがたいのですが、ちょっと私の好みと違っていたので処分しようかな。
あげる相手もいませんし。
いただいたことへの感謝を念じながらゴミ袋へ。
次に、普段はあまり使わない小物入れの中をチェックしました。
ハンコやボールペン、予備の車のキーなどを入れているケースです。
なぜか朱肉が2つ出てきたので、使いやすい方を残して1つは処分することにします。
そして、小さなメモ帳。
もったいないので、少しずつ使っていましたがここ最近は全然使っていません。
なので、処分します。
さらにパワーストーンでブレスレットをつくる用に買ったゴム紐。もう残りの長さが短いので処分します。
私が小物入れをチェックしている間に、妻はというと子供服の入ったチェストを漁っています。
「これもういいかなぁ…」
妻が取り出してきたのは、毛玉がたくさんついた子供のスウェット3着。
着古したので、来年はもう着ないだろうと処分することに。
妻が不織布製のトートバッグを出してきました。
子供用品のオマケかな?
何かを入れて持ち運ぶのには、ちょうどいいサイズ。
こういうのって、とっておきたくなるんですよね~。
しかし、妻は意外にあっさり処分しました。
「捨てて良いの?」と聞くと、「別に使わないし」と淡白な返し。
とくに思い入れがなければ即処分。
一緒にやっている相手がテンポ良く処分するものを判断しているとこちらまでノッてくる感じがします。
一階の不用品処分は終了!
よし、次は二階です。
ガチャ。
荷物が多いほどやりがいのある不用品処分
ごちゃごちゃしてます…。
二階の一部屋は荷物置き場にしているんです…。
言い訳ですが、我が家の2人の子供たちと愛犬のコーギーが不用意に触って事故がないように、普段使わないものをここにまとめて置いています。
整理せずにおいてあるだけだからいつも雑然とした状態。
だがしかし、これぐらい荷物が雑然として多いほうが選別する楽しみがあるってものです!
妻が捨てようと持ってきたのは、5年近く使って古くなってきたタオルケット。
今年の夏まで使って「来年は使わないよね」と妻と話していたものです。
「雑巾にする?」と聞いてみましたが、ハサミで切るのも大変だからそのまま処分するそうです。
これも妻の私物。
イタリアで買ったという木の人形。
4年くらい前にリビングに置いてあったのですが、今はお蔵入り。
その時は、旅の思い出もあって、思い入れがあるように話していたのですが、今はあっさり処分するようです。
人の心ってあっさり変わるものですね。
今年の夏に買ったプールの梱包材。
一度出して使ったら、箱に戻すのは面倒だし、多分箱には戻せない。
処分するのを忘れて、妻が捨てずに保管しておいたみたいです。
これを機に処分します。
我が家には梱包材はほとんどありません。
とってある梱包材といえば妻が買う靴の箱くらいです。
梱包材は人にあげる時か、リサイクルショップに持ち込むときくらいにしか必要性を感じないので、基本的に捨ててしまう派です。
思い出話は、不用品を処分する時の楽しみのひとつです!
これは妻のお義母さんが作ったゴミ箱。
この家に来てから一度も使っていませんでした。
妻はドライに「これも捨てようか」と言います。
念のために私は、「お義母さんとの思い出あるんじゃないの?いいの?」と聞いてみました。
「でも、まぁゴミ箱だし」とあっさりした答え。
お義母さんは他界してしまって今は会えません。なので、思い入れもあるかなと思ったのですが。
妻がいらないというのなら、尊重します。
このゴミ箱がお義母さんの手作りだとは知らなかったので、当時の思い出が聞けて良かったです。
誰かとの思い出を共有することも、人と一緒に片づけをする楽しみのひとつですね。
続いても妻の私物です。
使わずにただ置いたままだったミニコンポ。
最近の妻は、子育てに自分の時間の大半を割いているので、音楽を聞くことはほとんどありません。
妻 「売れるかな?」
私 「あとでリサイクルショップに持ち込んでみよう」
処分することに決まりました。
(近所のハードオフに持ち込んだら1500円の買取査定でした)
同じく妻の私物、ウォークマン。
最近はスマホで音楽を聴くし、電車とかも乗らないからもういらないかなという理由で処分。
これもリサイクルショップに持ち込んでみます。
(これも近所のハードオフで500円でした。コンポと合わせて2点で2000円の引き取ってもらいました)
【便利屋マメ知識】
リサイクルショップでの買取り査定は、その店頭で販売している同等品の20%程度の金額が買取り査定額であることが多いです。
誰かと一緒なら、処分の決断もしやすい
つづいて妻は、一番やりづらそうなクローゼットの洋服に手をつけはじめました。
以前から洋服の片付けに悩むと話をしていたので、妻の判断をそっと見守っていました。
妻も悩みながら長年着ていない服を何度も見比べています。
「これはもう着ないかなー?」と言ってとりだしてきた洋服。
(へー、こういう服もっていたんだ)
私「着ているところ見たことないよ(笑)」
妻「ねぇー、今着れるかな?どう?」
私「どうだろう。子供のほうがビックリしたりして」
妻「笑。柄とかデザインが好きだと捨てられないんだよね~!」
妻の着ていない服を捨てない理由になるほどねと思いました。
だんだんと選別のテンポがよくなってきた妻。
次々といらない服を出してきます。
とりあえず7着処分するみたいです。
不用品の選別や処分は、一緒にやる人がいると実際はかどるんですよね。
私たち便利屋の仕事でも、「一緒に片付けてほしい」というご依頼は多くいただきます。
便利屋アルファの作業実例をご紹介します
ここで便利屋アルファがお客様と「一緒にお片付けをする」というご依頼を承った場合の作業例をご紹介します。
片付けなれていな方が不用品処分をする場合、
はじめのうちは、私たちスタッフが荷物を出し、一緒に荷物をみながら「いる・いらない」をお客様に確認します。
お客様の仕分け基準が定まっていないうちは、焦らずゆっくりと進めるよう心掛けています。
そうしていくうちに、お客様もだんだんとご自身の基準が定まり、要領が掴めてきます。
そうすると、お客様ご自分で荷物を出してきて、仕分けを始めるかたもいらっしゃいます。
さらに、私たちスタッフには「ここのもの、あと全部いらないから処分してください」といったような、明確なご指示を出してくださいます。
お客様に処分する決断をさせるのが私たちの仕事ではありません。
お客様の決断をお手伝いすることが私たちの仕事です。
時々、お客様が私たちスタッフの顔を見て、「どう思う?捨てたほうがいいかな?」とアドバイスを求めてくださるのですが、そんな時は無理強いせず、ご納得できるような冷静なアドバイスを差し上げるように心掛けています。
そうすることで、お客様もご自分で納得して手放す決断ができるのです。
私もそうですが、ひとりだと出来ないけれど誰かと一緒にやれば出来るってことありますよね?
片付けたいけど、なかなか始められないとお悩みのかたは是非ご相談ください!
不用品回収のサービスページは
こちら
からどうぞ。
たくさん使うことが、処分する時にものへの最大の感謝の気持ちになる
妻の片付けが落ち着いたので、私も自分の服を処分します。
といっても、私は以前から毎年のように服を処分しているので、選別にそれほど迷いはありません。
処分するもののほとんどが着古したものです。
買い足さないと、そのうち裸で過ごす日がでるかもってくらいに服が少なくなってきました。
ポリエステル製のTシャツは何年も着ているうちに、洗濯しても汗のニオイが抜けなくなりました。
気に入っていて今年の夏も毎日着ていましたが、自分の加齢臭に限界がきたので処分します。
ありがとう。愛用のTシャツたち。
そもそも服の数が少ない私は、お気に入りしかありません。それを毎日着ては洗濯の繰り返しです。
着古すのが早いのは当然ですよね。
何度も洗濯して、首回りがゆるゆるになってきたTシャツも処分しようと思います。
チェストの奥に隠れていた使っていないネックウォーマー、ニット帽も処分することにしました。
洋服を処分するとハンガーが余ります。
これも処分です。
これは、オーダーメイドでワイシャツをつくったときにもらった生地のあまり。
靴磨きには使えそう。
少しだけとっておいて、あとは処分します。
処分するまでがものと自分とのストーリー。それを誰かと共有する楽しさ。
妻と会話しながら処分するものの選別をしてみたら、30分でゴミ袋3つ分になりました。
普段の会話では話題にのぼらないことも話せたので、とても楽しかったです。
妻の考え方に対する、私なりの理解も深まったように思います。
不用品処分はひとりでやるより、夫婦や家族など、誰かと一緒にやるととてもはかどります。
ひとりでは決められないことも、アドバイスしあいながら決断できたりもしますし、出てきた荷物で思い出話に花が咲きます。
ときどき、話に夢中で手が止まっちゃうこともありますけど。(笑)
それも人生の楽しい時間ですよね。
年末だからと意気込むわけでもなく、気分がいい時に不用品処分をしてみるのはいかがでしょうか?
過去の自分を振り返って、これからの新しい自分をイメージできるきっといい機会になると思います。
ぜひぜひ!
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