ライター/角田真一
このたび熊本県を中心に九州地方で発生した震災により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。いまだ油断をゆるさない状況ではありますが、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
東日本大震災からまだ5年。今回の熊本の大地震で改めて他人事ではないと感じた人も多いことでしょう。今改めて確認しておきたい家の中で出来る地震対策。いざ地震が起きてしまった時、皆さんの家の中で安全な場所はどこでしょうか?今回は家の中にいる時に地震が起きても身を守れる対策をご紹介します。
■家具の上に落ちやすい荷物を置かない
まず、地震が起きたとき、怖いのは頭に物が落ちてきてケガをすることです。背の高い家具の上に安易に荷物を置いていたりしませんか?耐震固定の転倒防止伸縮棒を設置することも踏まえ、家具の上に物があればこれを機に片付けておきましょう。背の高い家具の上は、段ボールや衣装ケースを置くのに丁度良いため、つい荷物を置いてしまいがちです。
特に季節物の衣類やたまにしか使わないものがここに置かれていたりしませんか?地震の揺れで荷物が滑り落ちることないよう荷物を撤去するか、滑り止めシートなどで動かないように固定しましょう。物以上に大切なのは、皆さんの命です。家具の上は片付けて耐震固定をしておきましょう。
ただし、家具の上に置いた段ボールが家具の転倒防止の役割を果たすこともあります。そうした目的に置く場合は、天井と荷物のすき間を2ミリ以下にするようピッタリと荷物を収めましょう。そして、滑り止めシートを家具の天板に敷くのも忘れないようにしてください。
■廊下やドアの付近に荷物を置かない
東日本大震災が起きた際、私たち便利屋アルファには、部屋のドアを開ける作業や、扉が歪んで入れなくなった部屋に入る 作業が多く寄せられました。中でも、部屋の中で散乱した荷物がドアを押さえつけ、ドアが開かなくなる事例がとても多くありました。内側からドアを開けられなくなると、ドアを破壊するか、窓ガラスを破って部屋に侵入するほかありません。
そうなってしまった理由を考えると、室内の荷物が多かったこととドアの近くに置いた家具が倒れてドアを押さえつけていたというケースがほとんどでした。そもそもの荷物量を減らすことやドア付近の荷物を片付けること、逃げ道を塞がないよう廊下に荷物を置かないなどの対策は確実にやっておきましょう。
■地震が起きた時に隠れる場所に荷物を置かない
家の中にいる時に地震が発生したら、身を守るためにどこに避難しますか?テーブルの下に身を隠すという方が多いのではないでしょう?いざ身を隠そうと思って、テーブルの下を見ると荷物がいっぱいあったなんてことのないように、テーブルの下には荷物を置かず身を隠せるスペースを確保しておきましょう。
片付けたテーブルの脚に、滑り止めを付けておいたほうが良いでしょう。人が隠れるスペースが確保できて余裕があれば防災グッズなどをテーブルの下に準備しておくのも安心かもれませんね。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。身を守るための場所の確保と同時に防災グッズを揃えておきたいものです。身を隠す場所に防災グッズを置いておけばいざという時にも慌てず行動することができます。最後に今回の要点を整理しておきます。
1.上からの荷物の落下がないよう家具の上は荷物を置かないで、耐震固定をする。
2.地震が起きた時に身を隠すテーブルの下などを片付けておく。
3.ドアの閉じ込めが起きたり、逃げ道が塞がれないよう部屋と廊下を片付けておく。
<今回の作業事例:不用品処分>
作業人員および車両 | 1名と軽トラック1台から対応いたします |
作業時間 | 約1時間~ |
作業料金 | 6,000円~+消費税 |
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