株式会社便利屋アルファ 角田
児童虐待摘発の摘発件数、過去最多
児童虐待の事件をニュースで見るたび、憤りを覚える方も多いのではないでしょうか。
年々、児童虐待での摘発件数が増加しています。
新聞によると、昨年の虐待による摘発件数は全国で1138件だったそうです。
虐待する人が増えているというより、今まで家族や近隣住人が見過ごしてきた虐待を警察に通報するケースが増えたと考えるのが正しいのかもしれません。
虐待事件をメディアが報道することによって、今まで見えなかった虐待事案が明るみになっていると考えると、児童虐待問題はまだまだ過渡期なのだと思わされます。
ハラスメントや暴力が今まで以上に許されざる行為となっていく現代において、行為の罰則強化と救助体制の進化や強化が重要なのは言うまでもありません。
虐待の定義について、知識を共有すること。
虐待のサインを見逃さないこと。
第三者が適切に介入できる仕組みを考えること。
先進国として、虐待問題にもっと意識的になるべき状況にあるように思います。
虐待やハラスメントから逃げても
ハラスメントや虐待は表面化しづらいために、抜け出すタイミングが見えなくなったり、助けが遅れてしまうこともあります。
いざ抜け出そうと思っても、被害者本人が虐待やハラスメントから逃げるためにどれほどの体力と精神力を必要とするのか?
被害者本人にしか分からないものです。
虐待問題は、外側から見えていることと当事者の感じていることに大きな隔たりがあるとも言われています。
本人が助けを求めるケースは、外部にとって救助しやすい事案かもしれません。
しかし、外から問題があるように見えても、本人が必要としない事案が虐待問題の難しさのひとつです。
どのタイミングで保護するべきか。
どのタイミングで戻るのか?
一定基準ですべての事案に対応できるわけではないために、一度対応した事案がさらなる悲惨な事件を引き起こしている事案も大きな問題になっています。
一度虐待から逃げても、元の生活に逆戻りする事案をどうフォローするか、相当難しい問題です。
第三者が介入することへの是非
第三者が介入する事案として、ゴミ屋敷も似たような部分があります。
プライベートな空間で起こっているゴミ山積み問題を他人が口出していいのかということ。
行政がゴミ屋敷問題に対応する時、周囲が受ける迷惑と人権や所有権を天秤にかけた議論が展開されることがあります。
「自分の所有物に対して他者が口出しするべきでない」という主張と、周囲のクレームの議論は平行線のまま、ゴミ屋敷片付けの強制執行がなされるケースもあります。
主張がぶつかるこのような状況において、両者の側に立って考えれば他者の口出しにも耳を傾ける必要があると考えるのは当然です。
周囲が被る悪臭被害や不安感などのストレスは、充分ハラスメントになります。
ハラスメントを指摘し、改善を促すのは現代のスタンダードです。
行政は、安全で安心できる生活を保障していかなければならない立場として、強制執行やむなしのケースもあるのでしょう。
虐待に関しても同じで、自宅内で目の当たりにする暴力行為から受けるストレスも、ハラスメントと定義されています。
児童虐待防止法では、夫婦ゲンカなどで夫から妻への暴力を子供に見せることも虐待のひとつと定義されています。
虐待やハラスメントについての知識が共有されていない今の状況において、虐待やハラスメントを目撃した時に「それはハラスメントですよ」と指摘することは必要なことであると思います。
皆で知識や考えを共有する期間を経て、人間としての価値観や生活の質を高めることが、現代人としての進化につながるのだと思います。
現代人の素養のひとつとして、虐待とハラスメントについてよく考えることはこれからもっと当たり前のことになっていくことでしょう。
私たちもゴミ屋敷の解決やDV問題にかかわる会社として、より良い社会のために貢献してまいります。
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