【遺品整理】【人形供養】【仏壇供養】2020年10月の合同供養を執り行いました

2020年10月合同供養のご報告

毎月１回開催しております、便利屋アルファの合同供養。
今月も、無事滞りなく執り行われたことをご報告いたします。
皆様よりお預かりした御供養品をスタッフ参列のもと心をこめてご供養させていただきました。

今回は七家のご依頼者様より大切なお品物をお預かりしておりました。

遺品整理や生前整理、断捨離などで不用品として手放されるお品物ではありますが、最後にきちんとお別れをするための”供養”を私たちは大切にしています。

今回も仙田陽高ご住職による読経供養を賜りました。

ご供養に際して、仙田ご住職より、”ご供養の大切さ”についてのご法話をいただきましたのでご紹介いたします。

”お別れの場を大切にすることの意味とは？”
”どうして別れを大切にすべきなのか？”
という問いに皆様はどう答えますか？

「別れは豊かな心を育む大切な場です」と、ご住職は説かれます。
そして「”さようなら”という、日本に古くからあるこの別れの言葉をぜひ大切にしてほしい」と。

「悲しみや寂しさという感情があるからこそ、人は強くなれる。そして豊かな感情が生まれるからです」と。

私たちはできるなら悲しい思いをしたくはありません。
けれど時として、悲しみに突然出会うことがあります。
そしてその悲しみを乗り越えている時、乗り越えた時、たしかに強さをもって生きているのです。
この強さは悲しみがあったからこそ、生まれてきた強さです。

さらに、この悲しみと乗り越えた強さが、人に優しくするきっかけを生むこともあります。
自分が味わった悲しみを他の誰にも経験してほしくはない。
そう思う心が、優しさにつながります。

心が豊かであるとは、生きるつらさも悲しみも、そして優しい感情も全て含んだものを言葉や仕草で表現できることをいうのでしょう。

そうした心豊かな人であるために、”さようなら”を大切にしていきたいものですね。

コロナウイルスの影響により、ご葬儀や法事が簡素なものになっているとききます。
これからもその流れは続くと言われています。
さようならを言う場が少なくなってしまうのは心の豊かさにも影響があるのかもしれません。

そうした時代になっても、遺品供養を通じて別れを大切にしてみませんか？

心豊かな人間を目指して、そして皆様にとってお役に立てる便利屋であるために、この合同供養をつづけてまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。