近隣宅がゴミ屋敷かもしれない時は、地域包括支援センターに相談を｜便利屋アルファ日誌vol.241

便利屋アルファは感染対策を徹底してご依頼に対応してまいります。

1 ご近所のゴミ屋敷、相談先は？
2 おひとり暮らしや高齢者を地域で助ける
3 片付け業者との連携でゴミ屋敷を解決に導く
4 便利屋アルファがお困りごと解決します

ご近所のゴミ屋敷、相談先は？

近所に住むある人の自宅がゴミ屋敷になっているかもしれないと気づいた。
普段コミュニケーションをとることはほとんどなく、どんな人なのか、誰と暮らしているのかもあまりわからない。
外から見てもわかるくらいにゴミのようなものが自宅まわりに散乱している。
火事でも起きたら心配だからと声をかけてみても、反応がない。
地域に住む人と本人の安全のために、ゴミ屋敷はなるべく早めに対処すべきと考えている。

このような状況に、あなたならどうしますか？

近年、地域の中でも人との関わり合いが少なくなっている傾向にあります。
昔なら隣近所と協力して助け合っていたものの、最近ではプライバシーやご近所トラブルを気にして、人同士の関わりが薄くなってしまう傾向にあります。
それでも、近隣に住む人の異常には気がつくもので、たとえばこのようにゴミ屋敷かもしれないと気づいた時に、どう対処すれば良いのだろうかと悩む人もいます。

このような現在において、高齢化社会での暮らしを助けてくれる存在が地元にある地域包括支援センターです。

おひとり暮らしや高齢者を地域で助ける

地域包括支援センターの役割には、介護に関する相談のほかにも、住民の相談を受けて解決するという役割もあります。

主に社会福祉士という存在が、問題を抱えているかもしれない人に直接訪問し、状況確認や安否確認などをしながら問題解決にあたる役割を担っています。

地域に住む人のトラブルや問題が、地域住民同士の話し合いで解決できることもあります。
しかし、生活に関することや多問題家族という言葉があるように、複数の問題を同時に抱えていて本人の努力や地域での話し合いでは解決に至らないケースがあることも事実です。

とくにおひとり暮らしの高齢者は地域で見守りながら、適切にサポートをする体制で生活の安全を守ることが大切です。

何か異変に気づいたら早めに相談する。
そんな心がけが大切です。

片付け業者との連携でゴミ屋敷を解決に導く

このゴミ屋敷問題は、住む本人だけの問題ではなくて、地域の人にとっても気がかりなことです。
ゴミ屋敷は火災のリスクも高く、もし火災が起きた場合に近隣に延焼被害が及ぶこともあります。
決して他人事ではないゴミ屋敷は早急に解決に導いていく必要があるでしょう。

ですが、ゴミ屋敷は良くないことだから、とにかくゴミを捨ててしまえばいいと考えて、地域住民で片付けを手伝う方法を思いつくことがあります。
しかし、住む本人にもプライバシーや意思があって尊重しなければなりません。
住む本人のプライバシーや意思にも配慮しながら、ゴミ屋敷の片付けをスムーズにそして適切に進めるには専門業者に任せたほうが良い場合もあります。

本人と地域住民、地域包括支援センター、そして片付け業者。
それぞれがうまく連携をしながら、より良い地域と安心安全な暮らしをつくることを目指していくことが望ましいでしょう。
人との関わり合いが希薄になっている今だからこそ、こうした取り組みに臆することなく行動していけたら良いですよね。
地域の人のことが心配だったり、気がかりなことがあれば、お近くの地域包括支援センターに相談してみてくださいね。