【災害に備える】【防災片付け】いざというときの避難経路確保のためにできること

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この度の能登半島地震において、犠牲になられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地における救命・救助、復旧・復興活動などにご尽力されている方々に深く敬意を表します。

被災地を含め、広い地域に及び余震が発生しているなど予断を許さない状況が続いており、不安な日々を過ごされていることと存じます。
皆様の安全と一日も早い復興を心よりお祈り申しあげます。

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予期せぬ災害が起こった時、落ち着いた、正確かつ迅速な行動が防災、減災の鍵となります。
その際、我々が頼りになるのは適切な防災対策と、それを支える基盤です。
今回は、日常の中で見落としがちながらも、防災の観点から極めて重要な要素である「片付け」に焦点を当ててみましょう。
片付けがもたらす恩恵は、避難経路の確保から災害時のパニック回避、非常時の備蓄品の保管場所の確保まで多岐にわたります。
それでは、なぜ片付けが防災において不可欠なのか、探ってみましょう。

【防災対策】できることから始めよう！

家庭での災害対策は、まず何から始めれば良いのでしょうか？ 地震が発生した際、落ち着き、正確かつ迅速な避難が命を守ることが重要です。 「防災対策」として混乱なく迅速に避難できるよう、まずは避難経路の整備から始めてみてはいかがでしょうか。

「防災片付け」の３つのメリットとは

防災の面から見た「片付け」の３つのメリットをご紹介します。

避難経路の確保

災害が発生した際、適切な片付けが行われていることは、避難経路を確保する上で極めて重要です。
物品や障害物が通路を塞ぎ、避難することが難しくなると、被災者たちの安全が脅かされます。
片付けにより通路が確保されれば、避難が円滑に進み、救助隊や消防隊が被災地に迅速に到達し、効果的な救助活動を行うことが可能となります。

災害発生時のパニック回避

片付けが行き届いている状態では、災害発生時におけるパニックを回避することが期待されます。
散乱した物品や混乱した状態は、人々の冷静な行動を妨げ、パニックが広がる原因となります。
整理整頓された環境においては、情報の伝達がスムーズに行われ、被災者たちは適切な行動をとりやすくなります。
これにより、被害を最小限に抑えつつ効果的な避難が可能となります。

非常時の備蓄品の保管場所の確保

片付けは、非常時の備蓄品を保管する場所を確保する役割も果たします。
災害時には食料、水、医薬品などが急に必要となりますが、これらの物品が整理された場所に保管されていることは、被災者の生存率や健康を維持する上で極めて重要です。
整然とした状態で備蓄品が保管されていれば、非常時においても必要な物資へのアクセスが迅速かつ安全に行えるでしょう。

「防災片付け」はこちらのステップで進めてみてはいかがでしょうか？

1.室内・屋外の見直し　〜要・不要の点検〜
2.不用品の処分
3.家具の転倒防止器具の取り付け

室内・屋外の見直し　〜要・不要の点検〜

タンスなどの家具類

家族構成の変化などで不要になった大型の家具などありませんか？

地震時の大型家具の転倒による怪我を防止するためにも不要な家具は処分することをおすすめします。

そんな時ももう一度見直してみてはいかがでしょうか？

もう着ることのなくなった洋服も整理し、処分するとタンスもサイズダウンできるかもしれません。
この機会に洋服の要、不要を分別し、大きな家具から小さな家具に変えることで少しでもリスクを減らしましょう。

食器類

地震時に食器棚が倒れ、食器が破損してしまうこともあるのではないでしょうか？
散らばってしまった食器で怪我をすることが多くあります。
使わない食器を処分し、減らしておくことでリスクを減らしておきましょう。

家の周り

玄関先やベランダ、庭に置きっぱなしの不用品はありませんか？
いつか処分しようと思いながらも、ついつい捨てそびれているものがあれば、処分しておきましょう。
そのままにしておくと思わぬ障害となり、スムーズな避難を妨げます。

不要なものがまとまったら迅速に処分

室内や家のまわりの片付け、要、不要の分別が終わったら、不用品を速やかに処分しましよう。
自治体の収集に出せるものはルールに従って搬出しましょう。

もし、
・分別がわからない
・すべて一度に処分したい
・すぐにでも処分したい

そんな時はこちらをご覧ください
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家具の転倒防止器具の取り付けも重要

ひと通り部屋の片付けや不用品処分が終わったら家具の転倒防止器具の取り付けにとりかかりましょう。

今はいろいろなタイプが販売されていますので、部屋の状況に合ったものを選びましょう。

取り付け時は高所の作業になりますので十分に気をつけて行いましよう。


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弊社でも家具の転倒防止器具の取り付け作業を承っております。
お困りの時はお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

日常の積み重ねが災害時の安全を左右することを理解すると、「片付け」がより一層重要となります。

避難経路を確保し、パニックを回避し、非常時の備蓄品を確実に保管することは、私たち自身と地域社会の安全を守る一環と言えるでしょう。
日頃からの心構えと、定期的な片付けの習慣は、未来への備えとして貴重な資産となります。
安全な日常を築くために、今一度、身の回りの整理整頓に意識を向けてみてはいかがでしょうか。

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