暑い日が多くなってまいりました。
夏になると気になるのが「汗のニオイ」。
今回は食品にも使われる「ミョウバン」を使った「ニオイ」対策法について書いていきたいと思います。
梅雨時必見!お風呂のカビ対策にもなります!!
目次
気になるあのニオイを解決!ミョウバンとは
ミョウバンとは硫酸カリウム(12水和物)のことで食品添加物に指定されています。
ミョウバンといえば、料理で使うことをイメージする方も多いのではないでしょうか?
たとえばミョウバンは、芋などの煮物を作る際の煮崩れ防止や、ナスの漬物の色落ち防止、ごぼうのアク抜きになど昔から使われていますよね。
実はミョウバンの歴史はとても古く、古代ローマではミョウバンが結晶化した天然塩をアルム石と呼んでいました。
古代ローマでは、このミョウバン(アルム石)を制汗、デオドラント剤として日常的に利用していたそうです。
ミョウバンには消臭効果があるのです。
そのことを古代ローマの人は知っていて、デオドラント剤として使っていたのですね。
(出典:ミョウバン活用ナビ-使いかたとその効果とは)
ですから現在でも、このミョウバンはワキや汗、靴などのニオイ消し、お風呂のカビ取り、生ゴミのニオイ取りなど、消臭効果のあるものとして、幅広く使われています。
なぜ「ミョウバン」には消臭効果があるのか?
ミョウバンは水に溶けると成分が酸性になります。
この酸性の成分が皮膚の表面の雑菌を分解し、雑菌の繁殖を抑えて臭いを抑制します。
雑菌はアルカリ性なので、酸性の成分がアルカリ成分である雑菌を中和することでニオイを元から抑えます。
また、ミョウバンは汗を抑える働きもあるので、汗のかきやすい夏にはとても重宝します。
「ミョウバン」はどこで手に入る?
ミョウバンは、薬局やスーパーなど比較的身近で手に入ります。
料理用に使う人が多いため、スーパーの「漬物の素」の売り場にあることが多いです。
焼きミョウバンと書いてあるものもありますが、焼きミョウバンで大丈夫です。
ミョウバン水(原液)の作り方と使い方
<用意するもの>
500mlの場合 | 1500mlの場合 | |
空のペットボトル | 容量500mlのもの | 容量1500mlのもの |
焼きミョウバン | 15g~20g | 50g |
水道水 | 500ml | 1500ml |
※使う水は「水道水」を使用してください。塩素が入っているため長持ちします。
ミネラルウォーターや精製水で作ると腐敗が早まってしまいます。
<作り方>
①空のペットボトルに焼きミョウバン、水道水をいれる。(量については<用意するもの>を参照)
②ペットボトルのふたをしっかり閉めてよく振ります。
③そのまま冷暗所で一晩ほど置くと溶けて透明になります。
※最初は溶けきらないミョウバンが見えていますが、そのまま放置しておくと徐々に溶けて透明になります。
<薄めて使う場合>
ミョウバン水(原液)を10倍に薄めて100均などで販売しているスプレーボトルに入れます。
どのくらい薄めて使うかについては、肌の強さやニオイの強弱に合わせて変える必要があります。
また希釈率によって効果も変わりますので、最初は30倍程度に薄めて、肌荒れを起こさないか効果はあるかを確認しましょう。
効果が低いようであれば少しずつ濃度をあげてみましょう。
ミョウバンは、肌荒れをおこしにくいと言われていますが、肌に合わない方もいらっしゃいますので、初めて使用する場合はパッチテストを行いましょう。
<保存方法と使用期限>
ミョウバン水は冷蔵庫で保存しましょう。そして1週間以内に使い切ることが良いといわれています。
一度に大量に作るのではなく、こまめに作り直して効果のあるミョウバン水を使うほうが良さそうですね。
冷蔵庫に保存するので、飲み水と誤って飲んでしまわないよう、ペットボトルに「ミョウバン水」と分かりやすくマジックなどで書いておくのも忘れずに!
「ミョウバン水」使用時の注意点
※肌荒れをおこしにくいとされているミョウバン水ですが、まれにかぶれてしまうことが考えられます。
パッチテストをして使用することをおすすめします。
※ミョウバン水は酸性なので、肌への使用時、引っかき傷などがあるとしみることがあります。
※金属のものに使うと痛めてしまう恐れがあるのでご注意ください。
※猫には毒性が強いと言われています。ペット用のトイレの消臭には使用しないほうがよいでしょう。
ミョウバン水の使い方
<ワキのにおいや足のニオイにお悩みの方>
薄めたミョウバン水をコットンなどにしみこませ、足やワキなどのニオイの気になる部分を拭きます。
外出した時に気になるという方は、スプレー容器を持ち歩き、定期的に拭きかけるのも効果的です。
直接スプレーする時も、先に汗を拭き取って清潔な状態にしてからの方が効果がより期待できます。
<水虫対策・靴のニオイ取り>
水虫対策には、薄めたミョウバン水で足浴をするという方法もあります。
ミョウバン水は酸性なので、傷などがあるとしみることがあります。しみないとしても、長時間の足浴は避けた方が良いでしょう。
靴の臭い取り対策に使う場合は、薄めたミョウバン水を靴の中にスプレーします。しっかりとミョウバン水を吹きかけたらそのまま乾燥させましょう。
<お風呂のカビ>
ミョウバン水(原液)をカビの生えた部分にスプレーし、歯ブラシでこすり、洗い流してください。
この時、金属部分にミョウバン水をかけないように注意してください。
酸性の成分で金属を痛めてしまうことがあります。
<浴室の鏡のウロコ取り>
ミョウバン水は浴室の鏡に白く残るウロコ状のカルキ汚れを落とすのにも使えます。
この鏡のウロコの原因は、シャンプーや石鹸カス、水垢が交じり合ったものでアルカリ汚れです。
この汚れにミョウバン水(原液)を吹き付けスポンジでこするときれいに取れます。
落ちにくいガンコな汚れの場合は、ミョウバン水(原液)をキッチンペーパーに染み込ませ、鏡に貼り付けてラップでカバーをしてください。
そのまましばらく置いてから洗い流すと汚れが落ちやすくなります。
<生ゴミのニオイ取り>
ミョウバン水(原液)をスプレー容器に入れてスプレーすると生ゴミのニオイ消しにも使えます。
殺菌効果もあるので、夏場など暑い日の生ゴミのニオイ対策には活躍してくれます。
<布巾のニオイ取り>
洗面器にペットボトルキャップ一杯のミョウバン水(原液)を入れて布巾を洗うと、雑菌を抑えていやなニオイを消します。
<シールやテープ剥がしにも効く>
ミョウバン水(原液)で湿らせたティッシュペーパーをシールの上に置き、少しシップしてから剥がすとキレイに剥がせます。
まとめ
いかがでしたか?
気になるミョウバンとミョウバン水の作り方、使い方についてご紹介しました。
「ミョウバン水」は化学薬品を使用しないため、子供にも安心して使うことができます。
そのため、肌が弱い人や、消臭剤の香りが苦手という人にもオススメです。
この夏を快適に過ごすためにも、人に不快な思いをさせないスメハラ対策としても、ミョウバンでミョウバン水を作ってニオイ対策やってみてはいかがでしょうか?
身近にあるもので、市販されているデオドラント商品や洗剤と同等の効果を得られるミョウバン。
うまく使えばコスパも良くて効果抜群です!ぜひ試してみてくださいね!
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