【実家を片付ける際の心構え】片付ける前にやるべき大切なことは○○○○こと｜アルファ終活サービスvol.099

実家の片付け。親が嫌がる片付けを無理に進めない

親の住む実家の片付けをしようと思った時、子供や家族が無理に片付けをして言い争いになって関係が悪くなるといったトラブルがよく起こります。

それも無理はありません。
親子といえど結局は他人です。
人に片付けるように言われてもすぐに言う通りにできる人の方が少ないでしょう。
親が嫌がる片付けを無理に進めるのはよくありません。

今回は実家を片付ける時の心構えについてご紹介します。

怒る叱る責めるはしない

もし実家に住む親が片付けが苦手になっていたり、片付けができていないとしても、怒ったり叱ったり、責めることはしないようにしましょう。
人は加齢とともに身体能力も衰えていくものです。

今まで当たり前にできたことも簡単でなくなることもあります。

視力が落ち、汚れにも気づきにくくなります。
判断力が低下すれば捨てる捨てないの判断も難しくなるかもしれません。
そうした身体の変化があることをよく理解してあげることがとても大切です。

そこで、怒ったり叱ったりする代わりに、手伝えることはない？何か困っていることはない？といった手伝いの申し出をしてみましょう。
まず最近の生活に不自由さはないか、そしてその不自由さを解消してあげることを考えてあげましょう。

片付けが進まない時は、話を聴く回数を増やす

先ほどのようにまずはここ最近で困っていることはないかを質問してみると同時に、ここ最近の体調を気にかけてあげることも大切です。
どちらも相手の話によく耳を傾けることです。

片付けてほしい！という自分の思いを話すばかりでは親も心を開いてくれません。
まずは聴くことをたくさんたくさんしてあげてください。

片付ける前にやるべき大切なことは話を聴くこと です。

片付けははじめれば意外にスムーズに進むこともあります。
ですが片付けがうまくいかない人のほとんどが無理やりに片付けてしまうことによる親子げんかが原因です。

相手を尊重して相手の立場になって、どうしてもらえたら嬉しいかを想像してみましょう。
親子のコミュニケーションをたくさんとることこそが、実家をスムーズに片付ける際の大切な心構えです。

すぐに片付けができなくても焦らずにまずは親子の会話を楽しんでみてくださいね。

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