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もしもの時のデジタル遺品のこと、考えておきませんか?


もしもの時のデジタル遺品のこと、考えておきませんか?

みなさんはスマホを使っていますか?
ほとんどの人がすでにスマホを使っているのかもしれません。

携帯電話のスマホ普及率は90%を超えているとか。
このスマホ、とても便利なツールですが遺品になった時とても困ることが起きうるんです。

今回はこのスマホを例に、デジタル遺品のことを考えておきませんか?

デジタル遺品はこんなことで困る!


デジタル遺品はこんなことで困る!

スマホを使っているあなたが亡くなってしまったら、遺族はどんな困ることが起きるでしょうか?
まずは実際に起こる困った事例を知っておきましょう。


○スマホのロック解除ができなくて困る
スマホのロック解除ができなくて困る

スマホは待ち受け画面でロックをしている人がほとんどではないでしょうか?
4ケタの数字や、点をなぞって解除する簡易的なロックをかけていることが多いはずです。
このロックを解除しなければスマホの中身を見ることはできません。
デジタル遺品のスマホで遺族が困ることのほとんどが「スマホのロックが解除できない」ということです。
この暗唱番号を何回か間違えてしまうと解除できなくなったり、最悪の場合はデータが全て消えてしまうということさえあります。


○知人の連絡先がわからなくて困る
知人の連絡先がわからなくて困る

スマホのロックが解除できないと当然、中を見ることもできません。
連絡先はスマホにしか入れていない人がほとんどかもしれません。
親しくしていた知人に連絡を取りたいと思っても、スマホの中が見れなければ情報がないという状態はよく起こります。


○サブスクリプションの解約ができなくて困る
サブスクリプションの解約ができなくて困る

スマホのアプリやサービスを利用して月額料金を払っていることは、使用していた本人にしかわからないことが多いものです。
この月額料金は解約しない限りずっと請求され続け、自動で料金が引き落としされます。
誰も使っていないサービスにずっと料金を払い続けたくはないですよね。

最低限やっておくべきデジタルの生前整理


最低限やっておくべきデジタルの生前整理

上のような困った状態にならないために、最低限やっておくべきデジタルの生前整理について紹介します。

○スマホのロック解除のパスワードを紙(アナログ)で残しておく
スマホのロック解除のパスワードを 紙(アナログ)で残しておく

スマホのロックが解除できない問題をさけるためには、解除方法をアナログで書き残しておくことをおすすめしています。
よく「故人の使っていたスマホのロックを解除できますか?」という相談があります。
これについては、「パスワードのわからないスマホのロック解除は難しい」と答えています。
それほどまでにスマホのロックは強固なセキュリティーで守られているとも言えます。


スマホのロック解除ができなければ中にある情報も見ることはできないので、スマホのロックパスワードは紙(アナログ)で残しておくべきです。

ただ紙に書いておくだけでは勝手にロックを解除されて、中を見られてしまう可能性もあります。
そうしたことを避けるためには、紙に書いてスクラッチシールで目隠しをしておくなどの方法があります。

紙に書いてスクラッチシールで目隠しをしておく



○サブスクリプションやアプリのアカウント情報を一覧を残しておく
サブスクリプションやアプリのアカウント情報を一覧を残しておく

月額課金制のサブスクリプション契約やアプリなどの情報を一覧にしておくと、デジタル遺品の整理をするときに解約などの手続きも忘れずに行うことができます。

解約手続きで困ることがありません

サービス名やアプリの名称、そのアカウント名とパスワードを一覧にしておくことで、解約も忘れずに行うことができます。

音楽やマンガ、動画サービスなど、多数のサブスクリプションサービスがありますので、今契約しているものは全て書き出しておくと良いでしょう。
課金制のものでなくともアカウントとパスワードを記載しておけばアカウントをもれなく削除および退会することができますので、今つくっているアカウントは全て書き出してみましょう。

○ネット系の銀行口座、証券、FX、〇〇ペイ、仮想通貨の情報一覧を残しておく
デジタル金融資産の情報一覧を残しておく

ネット金融サービスも利用者が急増しています。
ネット上の財産も相続対象になります。(一部相続できないものもあります)
財産として相続するためにも情報はすべて一覧に残しておきましょう。
遺族には利用したことのない金融サービスがあるかもしれません。
できれば利用方法、操作方法を書いておくともしもの時に家族が困らずにすみます。

デジタルの生前整理は必ずやっておくべき


デジタルの生前整理は必ずやっておくべきです

いかがでしょうか?
デジタル生前整理の事例をいくつかご紹介しました。

デジタル機器としてほとんどの人が利用しているスマホのこと。
まずスマホのロックが解除できなければ、中にある情報にアクセスできません。解約手続きもできません。

そうした困った状況を防ぐためにも、まずはスマホのパスワードを必ず残しておくことをやっておきましょう。

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