ライター/角田真一

以前に家庭内別居について書いた記事を投稿した後に、別のお客様から似たようなご依頼をいただきました。そのお客様からのご要望で、作業内容を記事にしてご紹介します。お客様いわく「一人でも浮気する男が減ってほしい」とのこと。切なる願いが込められています。


仲の良い家族

(お客様に本記事をご確認いただいた上で事例をご紹介しております)

ホームページのブログをご覧になったお客様からのご依頼でした


昨年秋ごろにご依頼いただいた事例です。

『ホームページの浮気した旦那の荷物移動する記事を見たのですが…』
『うちも同じように夫の荷物を移動したいんです!』

「ありがとうございます。同居されているご主人のお荷物を移動するのですね?」

『はい』

もし、別居しているならば、荷物を勝手に持ち出す、処分することは法に触れる可能性があります。
なので、同居しているかどうかを確かめさせていただいております。

ちなみに、ご覧いただいた記事というのはコチラです。
関連記事: 【模様替え】夫の浮気が発覚し、留守中に家庭内別居を企む妻の話(埼玉県久喜市)

奥様の口から文春砲

作業当日、お客様の自宅があるさいたま市内のマンションへむかいました。
私たちを迎えてくださったのは、20代後半くらいの女性。その腕には小さなお子様を抱きかかえている。

時刻は午後2時。
さっそく作業にとりかかりました。

ご主人は仕事で外出中。
ご帰宅は、夜の10時頃というので時間はじゅうぶん足りる。

ご主人の部屋は8畳の洋室。
お一人で寝るにはじゅうぶんすぎる大きさのダブルベッド。
ウォークインクローゼットにはスーツやカジュアルな洋服がビッシリ詰まっています。
部屋には趣味のエレキギターが壁に掛けてあって、天井まで届く高さの飾り棚には、フィギュアや漫画がビッシリ並んでいました。

私は「多趣味ですね~」と呑気な感想を思わず呟きました。

それを聞いた奥様は、
『出会い系にハマって、この部屋に女連れ込みましたからね』
といきなり真相を激白。

私と同僚は、思わず目を見合わせました。
私が「ほんとですか…!?」と相づちを言い終わる間もなく奥様は
『同じ階の人が見かけてて』
『私が出産して、入院してる間に3回も見られてて』
『というか2泊3日みたいな』

(マジか…)
文春砲ばりのどストレートな浮気内容の3連砲に、圧倒された私は
「承知いたしました!!」
と訳のわからない返事をしてしまいました。
(何を承知したのかは、多分、そのことを知った奥様の心中をお察しするとともに、私はぜったいに浮気しませんみたいな宣誓の気持ちだと思う。そして、それをお話しする奥様のつらさを察して早く作業にとりかかったほうがいいと思ったからだ)



聞けば納得、がってん承知の助


文春砲に激震した私たちに、さっそく奥様から指令。
『この部屋をとにかく空っぽにしたいんです』
『ベッドも、趣味のものも、クローゼットの中も全部出してもらえますか?』

「承知いたしました。どちらへお運びしましょうか?」

『ベランダにお願いします』

「ベランダですか?」

『段ボールはまもなく届くので、それに荷物を詰めてベランダに出してください。ベッドは私が買ったものなので、私が子供と使います』

「承知いたしました」

聞けば、このマンションも奥様名義のものだそうで。
圧倒的に奥様が優位だ。ご主人様、立場が悪すぎますっ!!
同じ男として同情の余地もないほどに、ご主人の立場が弱かった。

私は「承知いたしました!」と言いながら、ひたすら仕事に励むだけだ。



秋の寒空に放り出された荷物たち


間もなくとどいた段ボール。

ご主人の荷物をできるだけ丁寧に、かつ迅速に詰め込み、30箱にもなった段ボール箱をベランダへ運び出す。
ギターはご主人の私物で、さすがにベランダに置いて壊してしまうといけませんので…。と私からもご容赦いただき、そのままの場所で。
新婚当初、奥様と使っていたダブルベッドは元通り、奥様の寝室へ。

再びインターホンが鳴り、奥様が対応する。

『今、新しいベッドマットが届いたので、入れ替えしてもらいますね』
業者さんが新しいベッドマットを搬入し、今まで使っていたものは引き取られていきました。

言わなくても分かるベッドマットを入れ替える理由。
知らない女が寝たベッドマットを使う気になれないだろう。



模様替えは2時間で完了しました(後日談も)


以上で作業は完了し、2名2時間の作業でした。
作業料金は18000円(税別)のご請求となりました。

それから約1ヶ月後…再びご依頼いただきました。
こんどは違う部屋の模様替えということで。
スタッフも1名でOKとのことでした。

ご自宅に再度伺うと、玄関を開けてくださったのはご主人…?
私は、前回の作業を怒られるのではとかなり及び腰でご挨拶しました。

ご主人は「お世話になります。本日はよろしくお願いいたします」とすごく丁寧にお声がけくださいました。

かなり戸惑いつつも、前回作業したあとの経緯を含めて今回の内容をお聞きしました。

要約すると、
・奥様は、とりあえず今回の浮気を許す(本心では許していないが)ことにした
・ご主人が育児を積極的に手伝うというので、家族で一緒に寝れる部屋に模様替えしたい
・ご主人が模様替えを一緒に手伝う
とのことで、私も少し安心しました。

そして1時間ほどご主人と力を合わせて模様替えをやらせていただきました。

私が奥様の指示に「承知いたしました!」と言えば
それに合わせて、ご主人も『承知いたしました』

二人で一生懸命、お仕事をさせていただきました!

おわり


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