片付けが苦手でどうしようもない方、ゴミ捨ての方法もよくわからない、そういった方に向けて、片付けの基本をお伝えします。ゴミ出しは生活の基本中の基本です。「このままではゴミ屋敷にしてしまう」そうなる前に、早めの対処をしていきましょう。

なにかと好奇な目で見られがちなゴミ屋敷の問題。実際にそういった環境に住んでいる方のほとんどは、諸事情により仕方なくゴミ屋敷状態になってしまい、元に戻らないまま生活を続けている人が多くいます。そんな方に向けて、脱ゴミ屋敷のための5つの基本ステップをお教えします。

他人ごとではないゴミ屋敷問題

ゴミ屋敷状態の部屋に住む方は、いたって普通の人たちばかりです。ゴミ屋敷になってしまったきっかけは、本当にささいなことや致し方ない状況であることがほとんど。そして、皆さん、穏やかで優しい人たちばかりなのです。
そんな方にゴミ屋敷になってしまったきっかけを聞いてみると、こういったお話をよく耳にします


「足を怪我して、ゴミ出しの階段の昇り降りが大変になり、ゴミを溜めてしまった」(60代・女性・さいたま市在住)

埼玉には団地がたくさんあります。そして、その団地に住むシニア世代の一人暮らし人口は、年々増加しています。そういった方にとって、そもそも団地の階段を昇り降りしてのゴミ出しは重労働です。そんな方がケガをきっかけにゴミ屋敷をつくってしまうケースはとても多くあります。
埼玉の団地
(埼玉県内の団地にはたくさんの一人暮らし高齢者が暮らしている)

「仕事が忙しいせいで、毎日のコンビニ弁当。そのゴミが溜まり、ゴミ屋敷にしてしまった」(30代・男性・久喜市在住)

埼玉に住む人で、職場が東京にあるという方は多く、朝は満員電車に揺られ、夜も終電間際に帰宅という生活をしていれば、片付けやゴミ出しも後回しになりがちです。東京に比べて、細かな分別が必要な埼玉では、ゴミ出しも負担になりやすいのです。
ワンルームのゴミ屋敷
(注:実際の写真 一人暮らしの若者でゴミ出しが苦手な人は多い)

「悲しいことや嫌なことがあって、気分が落ち込み、色々と面倒になってゴミを溜めてしまった」(20代・女性・川口市在住)

念願の一人暮らし。6畳のワンルームマンションで幸せな生活を想像していたけれど、初めての一人暮らしで日々の生活や人間関係に疲れ、元気をなくしてしまう方もいらっしゃいます。何をするのも面倒になって引きこもり、生活はすさんでゴミもどんどん溜まってしまう。つらい状況です。埼玉に限らず、一人暮らしをしている学生さんや社会人の皆さんの中には、相談できる人がいなくて孤独感じている人が多いことでしょう。
ワンルームのゴミ屋敷キッチン
(注:実際の写真 気分の落ち込みは日常生活に支障をきたし、悩みが人に話しづらい場合は落ち込みも長引いてしまう)

こうした状況のどれもが、皆さんに起こりうる状況です。ちょっとした生活の変化が、生活環境の悪化を招き、ゴミ屋敷をつくってしまうことはよくあることです。早めに対処すれば、深刻な状況を避けることができますが、ゴミ屋敷化してしまうケースの大抵の場合は、まだ何とかなると思っているうちに重症化しているケースがほとんどです。

誰も得しないゴミ屋敷問題

ゴミ屋敷は、本人だけの問題ではなく、周囲に多大な悪影響を及ぼします。
溜まったゴミは、日が経つにつれ、悪臭を放ち害虫の発生源となります。床に直置きされたゴミから染み出た水分は、床をいため、黒く腐食させてしまうこともあります。そうしたきっかけで、近隣の住人に悪臭や害虫の被害やストレスを与え、健康被害を誘発します。
物件を管理する大家さん、不動産業者様にとっては、ゴミ屋敷は物件の劣化を早め、物件の価値自体を下げてしまう深刻な問題となります。 このように、ゴミ屋敷は誰も得をせず、むしろ対人関係や環境の悪化を招く原因となります。
一刻も早くゴミ屋敷状態を解決することは、不利益を最小限に食い止めるためにも重要です。
ゴミ屋敷で傷んだ家

それでは、ゴミ屋敷化してしまった、あるいは、このままではそうなってしまう、そんな状況を改善するために、片付けの基本5つのステップを順に説明していきます。

片付けのステップ1【現状を把握する】

kenkoushindan_monshin

片付けの第一歩は、現状を把握することから。なにがきっかけでゴミが溜まり始めたのか、またゴミ出しが出来ない理由は何だろうか。まずは、それをよく理解することからはじめましょう。
ゴミ屋敷状態になる前触れには、いくつかのパターンがあります。

□(心身の不調)今まで出来ていたゴミ出しがケガや気分の落ち込みがきっかけでやらなくなってしまった

□(知識不足)今まで、ゴミ出しを人に任せていて、ゴミ出しをする人がいなくなってしまった

□(生活リズム)生活のリズムが変わって、ゴミ出しのタイミングに起きてない。または、家にいない。

□(病気)認知症などの症状によって、買い物依存やモノに執着するようになってしまった


などがあります。4番目の原因については、自分で自覚することが難しい場合が多いので、周囲の人が中心となって、良心的に助けてあげる必要があります。
生活習慣や今の状況が把握できたら、その原因にあった適切な対処をしましょう。きちんと治療やカウンセリングを受けたり、インターネットや自治体の広報で知識を蓄えたりと、今すぐ出来ることから初めていきましょう。

片付けのステップ2【分別する】

ゴミの分別をする

ゴミの分別が実践の第一ステップです。
「いる・いらない」「ゴミ・ゴミではない」ものを分別しましょう。
自治体の分別方法にしたがって、ひとつひとつやっていくしかありません。溜まってしまったゴミはいつか誰かが片付けなければならないものです。埼玉県は、東京に比べて分別のルールが厳正である地域も多くあります。そういった地域での分別はとても手間のかかる作業になります。たくさんあるからと言って一度にやりきろうとしても一人ではそれほどはかどるものではありません。毎日少しずつでもコツコツと片付けていきましょう。
「迷ったら捨てる」という判断を強めに意識しておいたほうが、当たり前ですが片付けは進みます。ゴミ屋敷の片付けでは、ものを減らすことが最重要課題です。

片付けのステップ3【まとめる】

ゴミをまとめる

ものを分別しながら、ひとまとめにしていきます。可燃ゴミは袋にいれる。本・雑誌はビニールひもでしばる。空き缶・ビンは中身を空にしてきれいに洗って袋にいれる。とても面倒な作業ですが、これをやらなければ片付けは進みません。どんなに面倒でもひとつひとつやるしかないのがゴミ屋敷の片付けです。同じ作業を連続でやるほうがはかどるので、可燃ゴミばかりをまとめる日や本・雑誌をまとめる日など、日によってやる作業を変えてコツコツと進めていきましょう。
今までゴミ出しをやってこなかった人にとって、これが一番難しいと思いますが、覚悟して、ひとつひとつの分別について勉強し片付けをやっていきましょう。

片付けのステップ4【捨てる】

ゴミを出す

ゴミをまとめたら捨てていきましょう。ゴミの日に指定の場所へ出して、部屋からゴミを出していきましょう。捨てるタイミングを一週、逃すだけで、部屋にゴミが恐ろしいほど溜まっていきます。朝起きるのが辛くても、強い意思でゴミ出しをやり続けてください。頑張りましょう!可燃ゴミは週2回くらいチャンスがあります。どんどん捨てて部屋を広くしていきましょう。
ゴミを出す朝に、家にいないという方も埼玉では自治体に持ち込むという方法があります。平日に時間がとれれば、ゴミの種類を問わず持ち込みできますので、自治体の処理場に持ち込む方法を確認して、自分の車にゴミを積んで運ぶというのは一気に片付く最善の方法のひとつです。

片付けのステップ5【掃除する】

部屋を掃除する

ゴミを捨て終えたら、部屋に堆積したホコリやカビを除去しましょう。堆積した汚れは、簡単には落ちないはずです。アルカリ性の洗剤やヘラを使って削るようにしなければ落ちない汚れもあることでしょう。せっかくゴミを片付けて、あと少しで普通の生活に戻れるところです。最後まで頑張ってやり抜きましょう。掃除をして、風通しの良くなった部屋をイメージしてみてください。もう少しで幸せな生活が待っています。

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費用の心配や、周囲の目が気になるなどの心配で、片付けを躊躇していてはもったいないです。もし、部屋がゴミ屋敷状態であることが周囲に気付かれているのならば、なおさら、そのままにしておくわけにはいきません。
勇気を出して、一歩をふみだしてみましょう。きっと片付けて良かったと思える日が来ます。


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