【画像付】【家の中で見たくないものNo.1】便利屋が教えるゴキブリの生態と対策

ライター／便利屋アルファ編集部

こんにちは、便利屋アルファです。初夏から秋にかけては、一年間でゴキブリが最も繁殖する時期なのをご存知ですか？家でみかけたら退治するまで、眠れないというかたも多いのではないでしょうか。今回はそんなゴキブリの生態を勉強して、ゴキブリが発生しない部屋つくりを目指しましょう！

出典（日本ペストコントロール協会）　

1 ■家の中で見たくないものNo.1『ゴキブリ』
2 ■日本の家でよく見かけるゴキブリの種類
3 ■ゴキブリの活動時期や時間帯は？
4 ■ゴキブリの繁殖時期は？
5 ■ゴキブリの対処・駆除方法
6 ■まとめ
7 便利屋アルファがお困りごと解決します

■家の中で見たくないものNo.1『ゴキブリ』

家の中で見かけたくない害虫の中で、ハエ、蚊をおさえて一番に名前があがるのが『ゴキブリ』です。黒光りしている姿は見た目にも気持ちが悪く「不快害虫」といえるでしょう。さらに菌やウィルスなどの病原体を媒介して衛生環境を悪化させる「衛生害虫」、品物など対して害をあたえ経済上での損失を発生させる「経済害虫」。このすべての性質を備えているのが『ゴキブリ』なのです。まさに見かけたくないNo.1の害虫であると言えるでしょう。

■日本の家でよく見かけるゴキブリの種類

現在ゴキブリの種類は世界で約3500種類。日本には52種類が生息しています。主に目にするゴキブリは6種くらい。チャバネゴキブリ、クロゴキブリ、ワモンゴキブリ、コワモンゴキブリ、トビイロゴキブリ、ヤマトゴキブリです。その中でも飲食店などで見かける「チャバネゴキブリ」と、一般住宅で多く見られる赤黒く光っている「クロゴキブリ」について、その特徴をまとめてみました。

＜チャバネゴキブリ＞

出典（日本ペストコントロール協会）

　
　

日本国内では最も個体数が多いゴキブリです。体長は12～15ｍｍと小型で、色は淡黄褐色。寒さに弱いため、暖かい場所を好み、ダンボールの隙間や家電機器の中に住んでいます。屋外での生息例はなく、羽はありますが飛ぶことができません。そのため、行動範囲は広くありません。またチャバネゴキブリは成長が早く、およそ2か月間で成虫となります。

＜クロゴキブリ＞

出典（日本ペストコントロール協会）
　

　

日本国内では2番目に個体数の多いゴキブリです。体長は27～35ｍｍ。色は黒褐色で脂ぎっています。また茶色っぽいタイプもいます。寒さに強く、湿った場所を好みキッチン、浴室、洗面台、屋外のゴミ置き場などに住んでいます。羽で空を飛ぶことができ、屋外から直接侵入してきます。また動きが非常に素早いのが特徴です。成虫になるまでの期間はおよそ1年です。

■ゴキブリの活動時期や時間帯は？

ゴキブリの活動時間帯は1日の間に2つあり、ひとつは日没後2～３時間活発に活動します。もうひとつは明け方。夜明け前の1,2時間。特に夕方から夜中にかけて見かけた人が多いのではないでしょうか？そして活動最盛時期は7～８月。夏場の夜中が危険ですね。

そんな時間に活動して、何をやっているのかというと、エサ探しはもちろんパートナーを探しているそうです。子供を増やそうと活動しているのですね。

■ゴキブリの繁殖時期は？

出典（日本ペストコントロール協会）　

　

ゴキブリの産卵期は5～10月。そしておよそ40日で卵は孵化します。ゴキブリは「卵鞘（らんしょう）」とよばれる上の画像のような安全な鞘の中に卵を産みます。ひとつの鞘の中に25個程度の卵が入っており、1匹のメスが一生のうちに生む卵鞘の数は30個ほどと言われています。ゴキブリを1匹見かけたら数十匹はいるとよく言いますが、それはこのように一度の産卵でたくさんのゴキブリを産んでいるからなのです。ゴキブリは、引き出しの奥のように人目につかないところに産卵します。押入れの奥にしまった空き段ボール箱なんかもゴキブリが好んで隠れる場所です。ここに産卵されたら、ゴキブリが部屋に大量発生してしまいます。空き箱はなるべく処分してしまうほうが良いですね。

■ゴキブリの対処・駆除方法

もし、家の中でゴキブリを見かけてしまったら慌てず冷静に対処しましょう。
チャバネゴキブリもクロゴキブリも次のような対処が即効性がありオススメです。
1.スリッパや新聞で叩く
2.殺虫剤で吹きかける
3.洗剤をかける（腹部にある気道が液体で詰まり窒息します）
4.掃除機で吸い込む（ゴキブリを吸い込んだ紙パックはすぐに処分しましょう）
チャバネゴキブリを1匹見かけたら、他にも同じゴキブリが周辺に隠れている可能性が大です。ゴキブリを見かけた周辺の荷物を処分するなどして片付けつつ、他にもゴキブリが出現したら同じように対処しましょう。その後もまめに片付けをしてゴキブリの住みづらい環境を維持しましょう。
クロゴキブリが出現したら、それは外から侵入してきた可能性が高いので、冷静かつ確実にその個体を仕留めるようにしましょう。動きが早くて飛んでくるかもしれない黒ゴキブリですので、怖くて近づけない場合は専門業者に依頼するか、粘着シートのゴキブリ捕獲剤を設置してワナにかかるのを待ちましょう。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。見た目にも衛生的にもよろしくないゴキブリの生態に多少なりともご理解いただけましたでしょうか。ゴキブリの生態を知ることで、部屋の中をゴキブリが住みづらい部屋にしていきたいものです。便利屋アルファでは、お部屋の片付けからゴキブリ駆除などのご相談まで年中無休で承っております。ぜひご相談ください。

＜今回の作業事例：ゴキブリの駆除＞