遺品整理で考えさせられること

人生において、どうしても避けて通れないことってありますよね。
そのうちの絶対的な一つは「死ぬ」ということ。
私たちの命は、必ず終わりを迎えます。

一人用のイス


けれど、私はまだ幸いなことに、死に直面するような大きな病やケガ、事故などに遭遇してはいません。
だからか、生きていることが当たり前で、いつか死ぬのだということを忘れてしまいがちです。
明日、自分が死んでしまったらと想像してみても、どこか現実味がなくて。
そして、死を考えると怖くなるので、なるべく考えないようにしています。

そんな私でも遺品整理、とくに故人が孤独死をしてしまった時の遺品整理では、死がすごく間近にあるように感じ、色々なことを考えさせられます。


遺品から伝わる幸せな思い出

孤独死の現場に限らず、遺品整理では故人の思い出にふれます。
夫婦茶碗、懐かしいおもちゃ、子供用のシャンプーハット、キャンプ用具…。
遺されたものは色褪せて、古ぼけてしまっているものもあります。
でも、そんな遺品を整理していると、故人が在りし日の幸せな家族の風景が浮かびあがってくるように感じます。

遺品整理


その部屋にあった体温や、元気な声、家事をする音。
遺品に記録された思い出が、在りし日の映像を見せてくれているような感覚。

しかしそれが、孤独死の遺品整理だった時、これほど幸せな日々を紡いだ人が孤独な最期を迎えたことを思うと、なんともいたたまれない気持ちになります。


孤独死の現場で思うこと

誰にも看取られずに息を引き取ることの、寂しさはどれほどのものだったろうか。
もしかしたら、亡くなるよりもずっと前から一人の寂しさと向き合っていたのだろうか。
幸せそうな思い出があちこちに見てとれるからこそ、孤独死という最期が残念に思えてなりません。

遺品整理で残ったタンス


孤独死の遺品整理にたずさわるたびに、故人の最期が幸せであったならと思います。
極論かもしれませんが、好きなものに囲まれて旅立つことができれば、それが幸せで、素敵な最期になるのかもしれません。
けれども孤独死という最期ではなく、誰かに看取ってもらえていたら、もっと安らかに穏やかに最期を迎えられたのではないかと思ってしまいます。

好きなものを大事にするのと同じくらい、人との繋がりを大事にすることは、幸せになるために大切なことのように思います。


知人のエピソード

私の知人に、旦那さんを早くに亡くされた方がいました。
彼女はとても明るく笑顔の絶えない女性だったのですが、旦那さんを亡くされてしばらくは、ときおり見せる笑顔も私には淋しく見えました。
その姿にどんな声をかけてあげればいいのかわかりませんでした。
それがあるときを境に、元の明るい笑顔を見せてくれるようになりました。
そのわけを私が尋ねると、彼女は答えました。


「いろいろあったけど、幸せでいるって決めたら、前向きになれた。私のことを心配してくれて、気にかけてくれる人たちがいることが生きる勇気になった」と。

そう答えたのは、旦那さんを亡くして一年ほど経った頃。

それまでは自分の感情を整理できず、気にかけてくれる人を邪険にあつかってしまったこともあったそうです。
それでも幸せでいると決めることができたのは、自分が一人ではないことを実感できたからではないでしょうか。

2人で歩く

人は、一人では生きていけない。
だから、支えてくれる人や気にかけてくれる人の存在は、生きる力になり、勇気になり、幸せになっていくのでしょう。


孤独死を防ぐためにできること

冬の良い天気

人との繋がりを大切にすること。
人が人を思い、気にかけてあげること。

孤独死を防ぐために私たちができることは、人に対する思いやりを持って日々を生きることではないでしょうか。
今、まわりにいる人たちを少しでも良いので、気にかけてみてください。

おせっかいだと思われるかもしれません。
心配するなよと笑われるかもしれません。

それでも、ほんの些細なことでも誰かと繋がっているという感覚が生きる勇気になります。
その勇気は、幸せでいることを思い出させてくれるはずです。
そして、生きることに幸せを感じられるようになるはずです。

旅立つときは、誰もが一人。
そういう意味で、死は常に、誰にとっても孤独死であるのかもしれません。
だからこそ、生きている時に、孤独を感じないことを大切に日々生きていたい。
この人生、孤独ではなかった。
幸せだったと思えたなら。




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