ライター/角田真一

身近で孤独死が発生すると、遺族は精神的・金銭的な負担を受けることになります。葬儀の手配のほかにも、孤独死の発生した部屋の処置をしなければならないからです。今回は孤独死が発生した現場を、オゾン発生器で脱臭する方法をご紹介します。

オゾン脱臭器

■孤独死の現場で起きていること

「孤独死」とは…主に一人暮らしの人が誰にも看取られることなく、自宅で病気などが原因で亡くなってしまうことをいいます。また、特殊清掃の業界においては、死亡してから数日以上経過した現場の遺品整理や特殊清掃を総称して、「孤独死の現場」と呼びます。

私たち便利屋アルファでは、孤独死による遺品整理や特殊清掃の依頼件数がここ数年で急増しています。孤独死が発生すると、遺体は腐敗を始め、数日以内でウジが発生し、遺体からは血液などの体液が出てきます。さらに数日が経過すると、腐敗臭が部屋中に充満し、大量のウジがハエになります。

そしてハエが部屋中を飛びまわるようになります。孤独死は、部屋から漏れ出す臭気や窓に大量にとまるハエなどによって察知されるケースが多く、孤独死の発見が遅れると部屋の片づけにも大変な労力や費用がかかってしまいます。

■孤独死の現場で有効な消臭方法「オゾン発生器による脱臭」

孤独死などによる腐敗臭の除去に効果的とされている方法が「オゾン発生器」を使用した脱臭です。オゾンによる脱臭の仕組みは以下の通りです。

オゾンは分子式O3という物質で、酸素(O2)を原料に作られます。オゾンは何かと反応して酸素に戻ろうとする性質があります。ですので、オゾンは悪臭などのニオイ物質に反応し、酸素に戻ります。こうしてオゾンが分解したときに発生する酸素が持つ強い酸化力によって悪臭を分解するのです。これがオゾンによる脱臭の仕組みです。

この方法のメリットは2つあって、ひとつは酸素が原料であるため脱臭作業が安価に出来ること。もうひとつは悪臭との反応によりオゾンが酸素に戻るので環境と人体への安全性が高いことです。ただし、オゾンが大量発生した室内に長時間とどまるのは、人体に悪影響があるいう報告もあるので、慣れていない人が使用する際には注意が必要です。

■孤独死の現場で、オゾン発生器を使用した脱臭はどのように行われるのか

実際にオゾン発生器を使用した脱臭はどのように行われるのでしょうか。便利屋アルファでは次のような方法で脱臭作業を進めていきます。

1.室内全体に除菌消毒を施す
2.ニオイの付着した家財などをすべて撤去する
3.床などに体液が染みついている場合は床の撤去なども行う
4.オゾン発生器で脱臭する

遺族のリクエストなどによって、作業手順が入れ替わることもありますが、基本的にはこのような順序で作業することが望ましいです。なぜなら、室内の悪臭は家財全てに染みついてしまうので、遺体発見現場だけを消臭消毒しても本来得られるはずの効果は期待できないからです。

■オゾン発生器による脱臭の費用

では、オゾン発生器による脱臭作業の費用はどのくらいかかるのでしょうか。私たち便利屋アルファでは、オゾン発生器の使用料と人による定期的な臭気チェックおよび換気作業料で費用を計算します。例えば、ワンルームで孤独死が発生したケースでみると、オゾンによる脱臭に約1週間を要します。これは24時間オゾンを発生させ続け、1もしくは2日に1回の頻度で脱臭状況をチェックし、室内の換気をします。これを繰り返して、室内の完全脱臭を目指します。

費用は1週間の作業で80,000円~です。部屋の広さによって脱臭範囲が変わるので脱臭日数もそれに応じて変動します。 

 <今回の作業事例:室内のオゾン発生器による脱臭>

作業人員1名
作業時間数日~
作業料金80,000円~+消費税

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