ライター/マサキ

先日放映された「便利屋密着24時」や「グサッとアカデミア」でのゴミ屋敷特集をご覧になった方も多いのではないでしょうか?最近テレビで「ゴミ屋敷」が特集されることが多くなってきています。日曜ビッグバラエティでの特集「便利屋密着24時」では、いろいろなパターンのゴミ屋敷が紹介されていました。また、「グサッとアカデミア」では林修氏がこの「ゴミ屋敷」について分析されていました。このふたつの番組の内容を交えて改めて考えてみたいと思います。

ゴミ屋敷

■便利屋密着24時「ゴミ屋敷の住人物語。掃除で人生が変わる」

<ゴミ屋敷:ケース1>

部屋の中に飲み残しのペットボトルが大量にあり、中には半年ほど放置していたペットボトルの中身が発酵しガスがたまり爆発寸前のものも!!部屋にあったペットボトルの飲み残しはバケツ5杯にも及びました。

<ゴミ屋敷:ケース2>

20年たまった不用品の中で暮らす4人の子どもを持つ50代の女性。どうして20年もの長い間不用品を溜め込んでしまったのか…。4人のお子様の育児に追われ「とりあえずおいておこう」が続き、気がつけば「ゴミ屋敷状態」になってしまったそうです。

「片付けをやろう!」と思ったきっかけは、大学生の長男の独立。その長男は「今までゴミ屋敷状態のため勉強するスペースがなかった。自分が使っていた部屋を妹たちの勉強部屋にしてあげたい」と語っていました。ここの住人の50代の女性には後悔していることがあるといいます。それは、「子どもたちに片付けを教えなかった」こと。思い出のいっぱい詰まった部屋の中で片づけと格闘。20年間でたまった不用品はダンボール400箱、作業日数は3日間、作業人員は45人にも及びました。

<ゴミ屋敷:ケース3>

50代の独身男性の住む3LDKの一軒家もゴミ屋敷状態になっていた。ゴミの分別がわからないまま捨てられない状態が続いてしまい「ゴミ屋敷」状態になってしまった。人生の再出発を図りたいという思いで「片付け」を決心。その部屋を片付けていくと9年間使っていなかった衛星放送のチューナーが見つかりました。驚くことに、9年間視聴しないまま料金だけ払い続けていたそうです。部屋が片付いていないため設置業者も部屋の中に入れることができなかったといいます。作業日数は2日に及びました。

■「グサッとアカデミア」での林修氏のゴミ屋敷分析とは?

<1>ゴミ屋敷の現状

番組によると、ゴミ屋敷の住人は8割が女性で、大半がワンルームで一人暮らししている会社員とのこと。また、女性にアンケートした中で、「自分の部屋が汚いと思うか?」という問いに、「汚い」と答えた人が51%、「汚くない」と答えた人が49%という結果が出ました。

そんな中、男性はそんなゴミ屋敷に住む女性たちをどう思っているかが気になりますね。そこで男性に対し、「部屋が汚い女性と結婚できる?」というアンケートがあり、71.3%が結婚できないと答えました。ということは残りの3割近くの男性は「結婚できる」ということになります。その「結婚できる」理由として、『自分が片付けられるから女性には「好きにさせてあげる」』や『(片付いていない状態が)気にならない』などあるようです。

<2>ゴミ屋敷の分析

林修ゴミ屋敷分析

林氏によると「ゴミ屋敷」のパターンは上の図のように4つパターンに分けられるといいます。この中で一番問題なのが左下の「社会問題型」。部屋の中に食べ残しの弁当やペットボトルなどが散乱し、物がどこにあるのかが把握できていない状態。食べ物をそのまま放置していると虫もわき不衛生な状態になってしまいます。右上の「自己管理型」は、部屋の中に書籍や資料などが散乱しているが、モノの有りかはちゃんと把握している状態。アインシュタインやスティーブジョブズのようないわゆる「天才」と呼ばれる方もこのような状態だったといいます。

<3>有名タレントが実践したゴミ屋敷解決法とは?

汚い部屋が代名詞だったタレントの渡辺直美さん。なんと2年間も部屋を片付けていなかったそうです。それは足の踏み場も無いくらいの汚部屋だった。そんな渡辺さんがどうやって「ゴミ屋敷」を解決したのか?その解決方法とは掃除は全て業者の人に頼んでいるとのこと。週に1回の依頼だそうです。

「部屋が汚いと自分で思っていてもどう片付けていいかわからない。プロの人に任せたほうがいいな。」と思ったのがきっかけだったそうです。周りの人たちからは「自分で片付ければいいじゃん」「お金がもったいない」といわれた事もあったようですが、毎日暗い気持ちで寝られないよりは明るく生きられるなと思いプロの力を借りようと思ったそうです。

林氏も「できないことはできる人に任せる」こういう考え方ができると、さらに先にいけるといっていました。

「お金を払って解決」ではなく、自分の部屋の掃除を他人に任せる「勇気ある決断」と考え、「プロに任せる」という解決法を提案されていました。

■まとめ

生活のなかで、何にお金をかけるか、重きを置くかはひとそれぞれです。先日はあのホリエモンも掃除などの「家事代行」をすすめていましたね。「ゴミ屋敷」の状態のなかでストレスを溜めるより、自力でやることが難しい場合はお金はかかるが、プロの力を借り、健康的な生活をしていく時代になっていくのかもしれません。

結婚、引越し、出産など「片付け」のきっかけがあれば、片付ける踏ん切りもつきますね。林修氏に「片付け、いつやるの?」と聞いたら「今でしょ!」といわれるかもしれませんが…。

<参考>
【汚部屋・ゴミ屋敷】片付けられないひとがまずやるべき3つのこと

<今回の作業事例:ゴミ屋敷の片付け>

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