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シブ5時|坂岡洋子さんが提唱する「老前整理」とは?
- ■2018/08/29 シブ5時|坂岡洋子さんが提唱する「老前整理」とは?
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先日、NHKニュース シブ5時で「終活」の特集が放送されました。
■50代から始める老前整理の傾向
・フリマアプリの利用
最近の傾向として、フリマアプリを使い、老前整理で出てきたものを出品しているとのこと。
その利用は前年比2.5倍、おととしと比べると13倍にもなるといいます。
・ジュエリーのリフォーム
手持ちのジュエリーのリフォームを依頼するかたも見られ、古くなったデザインの物を新しく作り変えて娘たちにあげたいとの思いがあるようでした。
・家の住み替え
定年になり生活を小さくし、80㎡から1LDKのマンションに住み替えしたお宅が紹介されていました。
荷物を3分の1に減らしたとのことで、服はクロゼットに入るだけ、本やDVDは厳選し、タオルは必要な数だけにしたといいます。
広い部屋の時は掃除が大変だったが、今はそれが解消され、駅近に住むことができ快適な生活を送っていらっしゃるようです。
■暮らしのコンサルタント 坂岡洋子さんが提唱する「老前整理」
高齢になる前に身の周りを片付ける「老前整理」。
年々増加する傾向にあるようです。
「老前整理」は、実家を片付けるときに苦労したことをきっかけに始める方が多くいらっしゃるとのことで、子供に同じような苦労をさせたくないとの思いがあるようです。
■生前整理と老前整理の違い
・生前整理…次の世代のためにするもの
重要書類など残されたら困るものを片付けていき、比較的短期間で行う。
・老前整理…自分のためにするもの
これから自分がどのような暮らしをするのか必要なものかを考えながら片付けをする
■なぜ50代から始めるのか
モノは意識して捨てないととどんどん増えていくもので、この50代で一度リセットし、これからの暮らしを見すえて設計していくため。
■老前整理どう進めるか
1.これまでの人生を振り返る
自分史を振り返るシートを作り、熱中していたことなどを書き出す。本当にやりたいことが見つかると言います。
すると残したいものを決める判断材料にもなります。
2.今後の人生を彩るものは処分しない
趣味のものなどはしまいこまず、忘れないように見えるところに置いておく。
3.80代の自分が使うことを想定して整理
食器棚については、普段使っているものと使わないものに分け、使う食器だけを棚に戻し、8割程度の収納を目指します。
4.アルバム整理で家族の会話の時間をつくる
いざという時のために1冊に整理することをおすすめされていました。
どの写真を残すのか、家族で会話しながら進める。
時間はかかるが、それは無駄な時間ではなく、「家族の歴史」を話す時間を持つと考える。
また、他の方法としてデジカメで撮影しデータで残す方法もあります。
■老前整理のポイント
◎無理に物を減らさない
◎少しずつ継続的に整理
◎80歳になった時に使いやすい空間を目指す
■まとめ
「老前整理」は捨てることが目的でははい。
これからの暮らしをより良いもの、より豊かに生活をするために片付けをしていく。
整理をした結果、いらないものは処分していく。
「モノ」「アタマ」「ココロ」を整理し、迷ったものは無理に捨てない。
急ぐと判断力が鈍るので少しずつ継続的に進める。
80歳になった時、使いやすい空間を目指す、安全な生活ができるようにする。
番組では以上のようにまとめられていました。いかがでしたでしょうか。
弊社でも多くの「生前整理」「老前整理」のご依頼を頂いてまいりました。
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